ニューヨークADC賞のメリット

Diffarのデザインで
ADC 104th Annual Awards(ニューヨークADC賞)のMerit賞を受賞しました。
リンスのいらないシャンプーのような名前ですが、要は入賞ということみたいです。
なんかもっと金ピカの派手なやつが欲しかったな。とか言ったりしつつ
めちゃくちゃ嬉しいです。サンキューニューヨーク。

ところで、僕は一度だけニューヨークに行ったことがあり、
MoMAに行ったりグッゲンハイムに行ったりして、それももちろん楽しかった。
でも一番の思い出は、大学時代から付き合いのある世界的クリエイターの友達とご飯食べた時です。

全然英語喋れない僕が言うのもなんだけど、その彼も全然喋れてなくて、
どうやって仕事してるんだろうとか思ったけど、英語はそんなに必要ないと言う答え。

英語が喋れないとか、そんなの関係なくこの仕事、
デザインの仕事は、世界中でやっていける可能性がある仕事なんだな、
となんか感動してしまって、昼からまぁまぁ飲んでしまったせいか、
帰り道ブルックリン橋をみながら泣きそうでした。

ちなみにレストランでは、英語ペラペラの彼の息子がオーダーとかしてくれて、
たしかに英語喋れなくてもなんとかなるどころか、とても素晴らしいランチだった。

僕は日本語しか喋れないし、仮に少し喋れるようになっても多分日本語でしか思考できない。
それは僕の限界かもしれないけど、可能性でもあると思う。
日本の感性で〜みたいなナショナリスティックな話ではなく、
何事も自分の身体からしか出てこないよね、結局、的な話、
自分のもっているものを肯定するしか前に進めないよね的な話として。

またニューヨークに行きたいな。いや行くんですよね、来週。
ジャパニーズMangaを大量にダウンロードしないと。